医療問題
2026/05/18

バリウム検査での死亡事故事件

この事案は、79歳の方の検査入院において、バリウムを大腸に注入するレントゲン検査(注腸検査)に際し、穿孔が生じ(腸壁に孔があくこと)、バリウムが腸から漏れたことによって死亡した事案でした。

遺族が医療行為に対し不満を抱き、病院に掛け合いましたが、病院側は誠実な対応をしませんでした。
受任し、証拠保全の申立てをしてカルテ等を入手し、協力医と相談の上で提訴しました。
裁判では、他の疾患またはその依頼主の体質による穿孔か、それとも、医師の過失による穿孔であるのかが争われました。

この事案は、正当な医療行為と過誤との境界線にあり、困難な事案でした。
しかし、判決は、医師の過失行為、過失行為と依頼主の死亡との間の相当因果関係を認めました。

この判決は大手新聞社や報道番組等の複数の著名なマスメディアに取り上げられました。判決後、マスメディアをご覧になった方が、同様の相談に来られました。

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