業務内容 - 離婚、親権に関する事件

 常時、数件の事件を受けております。子の面会交渉を巡る事件も多数経験しています。

主だった経験例

 国際結婚をした日本人の妻とイギリス人の夫の離婚について、夫から依頼を受けたことがあります。妻は仕事中心の生活をし、5歳となる長男は夫が育てていました。夫は、長男について、親権は妻に譲っても、1年に1度程度の割合で、母国に連れていく権利の確保を望んでいました。

 ところが、離婚直前、妻が長男を連れて家を出てしまい、居所が分からなくなりました。夫は探偵にも依頼し、長男を探しました。10日程のち、妻の実家が長男を匿っていることを知った夫は、妻の実家の窓から侵入し、長男を確保しました。しかし、妻の父母が誘拐として警察に110番したため、父子は、3台のパトカーに囲まれ、警察に連行されました。

 私は、連絡を受け、警察と電話で交渉しながら、現地に向かいました。私の交渉の結果、警察は父子を解放しました。長男は、父との再会を大変喜んでいました。

 夫は、翌日、私の反対を押して、長男を連れてイギリスに戻りました。しかし、妻も、長男を捜し、イギリスで、裁判に基づき、警察が介入した上で、子の身柄を確保しました。

 その後、日本において、離婚、面会交渉の裁判をしたのですが、夫は、当初の希望であった1年に1度程度の割合でイギリスに連れていく権利を確保することができました。

 この案件でもそうですが、欧米では、日本と違い、子の争奪について、警察が介入することをご認識下さい。